
しばらく釣りに行っていないことに気付いた。提督からの召集の返事もまだ山の神から答えが出ていない。
三連休も釣りに行かないので、心を誤魔化すために立ち寄った場所は釣具店でも魚屋でもなく、たい焼き屋。
店のマスターに三匹注文。数人の先客分の受け渡しを眺め、焼きたての香りを楽しみながら紙袋を受けとる。
店を出て早速一つ食べる。熱々のあんこが、口内の皮を剥いていく。熱々のあんこは殺傷力があるのを失念していた。
帰宅すると夕食の準備が進んでいた。たい焼きをおもむろに皿に盛り付ける。食卓におかずが一品追加されたかのように見える。
夕食が終わってもたい焼きは、そのままの形で残っていた。おかずにはならず、お茶と共に食後に食べたたい焼きは、もう口内の皮を剥かなかった。冷めた方が好み。
のんびりお返事お待ちしています(笑)
寛大な処置ありがとうございます。
いい返事がくるように、山の神に尽くしておきます。